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くさじるし
ふりがな文庫
“くさじるし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
草標児
50.0%
草標示
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
草標児
(逆引き)
彼は一剣を持ち出して、それに売り物の“
草標児
(
くさじるし
)
”をさげ、
馬行街
(
ばこうがい
)
の四ツ辻に立っていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ふざけるな、売り物の“
草標児
(
くさじるし
)
”を下げてるじゃねえか。さあ、買ってやるから、切れ味を見せろ。それとも、尻込みする気かよ、ええおいっ。……さては、
汝
(
うぬ
)
ア
騙
(
かた
)
りだな」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
くさじるし(草標児)の例文をもっと
(1作品)
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草標示
(逆引き)
そしてふとまた、歩きかけると、
藍木綿
(
あいもめん
)
の浪人服に、
角頭巾
(
つのずきん
)
をかぶった四十がらみの男が、手に見事な宝刀を捧げ、それに“売り物”とわかる
草標示
(
くさじるし
)
を
提
(
さ
)
げ、つと、林冲のそばへきて。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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