“ぎょくばん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
玉幡50.0%
玉盤50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舞台上東西には宝樹八株ずつを植え、その側に礼盤らいばん一基ずつを据える。他に玉幡ぎょくばんをかける高座二基、高さ三丈三尺のひょう一基などが、恐らく舞台の近くに設けられたらしい。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
その上、この君の眉目のうるわしさは、金瓶きんぺいの花も、玉盤ぎょくばんの仙桃の匂いも、色を失うほどであった。だから、やがてのこと。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)