“ぎふう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
妓風50.0%
魏風50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美人画中殊に吉原遊女の一枚絵はたくみに各楼の妓風ぎふうを書分けたるの故を以ておおいに世の好評を博したりといふ。名所絵は広重に似てその筆勢やや粗放なる処あり。これその性情の然らしむる処ならん
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
さて同じく詠ずるのでも、そこに差があって、『詩経』の魏風ぎふうによると、楽器にあわせて詠ずるのが歌、伴奏なしで詠ずるのが謡であるといってある。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)