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ぎっちょう
ふりがな文庫
“ぎっちょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
毬杖
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毬杖
(逆引き)
たとえば大きな
毬杖
(
ぎっちょう
)
の玉をつくって、これを清盛の頭になぞらい「打て、踏め」と云ってみたり、また奈良の伝統を尊重して、わざわざ武装せずに
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
おなじく十五日、貴賤
小豆粥
(
あずきがゆ
)
を炊くのは、平安の世のいわゆる餅粥の節供で、同時に
毬杖
(
ぎっちょう
)
をもって女の腰を打つしきたりも、江戸をはじめ諸国に見られた。
釘抜藤吉捕物覚書:13 宙に浮く屍骸
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
余勢をかって
毬杖
(
ぎっちょう
)
の玉の大きなものを作り、目鼻をつけるとこれを入道清盛の首と称して、踏め、打てなどはやし立てる中を、玉を蹴り、棒で叩くなど大いに
憂
(
うれい
)
を晴らしていた。
現代語訳 平家物語:05 第五巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
ぎっちょう(毬杖)の例文をもっと
(3作品)
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