“きんもち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
公望66.7%
公茂33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日この憲法擁護の声の起った本は、西園寺さいおんじ公望きんもち〕侯〔爵〕の辞職である。陸軍大臣が辞職して、そのために西園寺侯が内閣を維持しあたわぬというのが根本である。
この点からいえば、多数党を率いる西園寺さいおんじ公望きんもち〕侯〔爵〕の如きは、政治的手腕をふるうに最も便宜多き地位にあるのみならず、また最も国民に対して重き責任を負うているのである。
選挙人に与う (新字新仮名) / 大隈重信(著)
そこで公朝は、今度の合戦で部下が皆討たれてしまったので、十五歳になる息子公茂きんもち一人を連れて昼夜兼行の旅を続け、鎌倉へ着き、ことの子細を頼朝へ訴えた。