“きよすじょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
清洲城100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういう時、領主の兵は、火の手を見るや、那古屋なごや清洲城きよすじょうから殺到して、眼の前で、敵を蹴ちらし、敵を斬り、そして各所のとりでや木戸の兵も出合わせて、これを殲滅せんめつした。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
長島城ながしまじょうの信雄と、清洲城きよすじょうにある家康とを、分断してしまう作戦であったものが、反対に、いまでは蟹江へ上陸あがった滝川一益と、水上にぶらぶらしている九鬼船団とが、徳川、北畠の両軍によって
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)