“きゅうかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
九廻33.3%
救解33.3%
球塊33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はらわた日ごとに九廻きゅうかいすともいうべき惨痛をわれに負わせ、今は心の奥にり固まりて、一点のかげとのみなりたれど、ふみ読むごとに、物見るごとに、鏡に映る影、声に応ずる響きのごとく
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
しかし救解きゅうかいのために五百が屋敷から来たので、沙汰罷さたやみになった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
この写真をよく見てるうちに、彼はこの事件が起った最初、裏の広場の土をもちあげて、機械水雷のような形をした二つの球塊きゅうかいがむっくり現れたことを思いだした。
○○獣 (新字新仮名) / 海野十三(著)