“きゃくそう”の漢字の書き方と例文
語句割合
却掃100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
双方共にいやしくも封建の残夢を却掃きゃくそうして精神を高尚の地位に保つことあたわざる者より以下は、到底とうていこの貸借たいしゃくの念を絶つこと能わず。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
自から労して自からくらい、人の自由を妨げずして我が自由を達し、脩徳開智、鄙吝ひりんの心を却掃きゃくそうし、家内安全、天下富強の趣意を了解せらるべし。
中津留別の書 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)