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がざみ
ふりがな文庫
“がざみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
擁剣蟹
50.0%
近海蟹
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
擁剣蟹
(逆引き)
盗人のように夜でなければ出歩かない
擁剣蟹
(
がざみ
)
を砂の中から掘出したり、
富豪
(
かねもち
)
のように巣に入口を二つ持っていて、その一つを足で踏まれると
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
海に棲むものに
擁剣蟹
(
がざみ
)
がいる。物もあろうに太陽を敵として、その光明を怖れているこの蟹は、昼間は海底の砂にもぐって、夜にならなければその姿を現わそうとしない。
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
がざみ(擁剣蟹)の例文をもっと
(1作品)
見る
近海蟹
(逆引き)
丁度
(
ちょうど
)
そのときであった。金博士の頭を目がけて、一匹の
近海蟹
(
がざみ
)
のようによく
肥
(
こ
)
えた
大蜘蛛
(
おおぐも
)
が、長い糸をひいてするすると下りてきた。
毒瓦斯発明官:――金博士シリーズ・5――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
がざみ(近海蟹)の例文をもっと
(1作品)
見る
“がざみ”の意味
《名詞》
がざみ【蝤蛑、擁剣蟹】
エビ目カニ下目ワタリガニ科ガザミ属に属するかに。別名、わたりがに、かざみ、がさみ、がざめ。
(出典:Wiktionary)