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がけあばら
ふりがな文庫
“がけあばら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
崖肋腹
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
崖肋腹
(逆引き)
漁村なるわが町内の晩のお
菜
(
かず
)
に——荒磯に横づけで、ぐわッぐわッと、
自棄
(
やけ
)
に煙を吐く
艇
(
ふね
)
から、
手鈎
(
てかぎ
)
で
崖肋腹
(
がけあばら
)
へ
引摺上
(
ひきずりあ
)
げた中から、そのまま
跣足
(
はだし
)
で、磯の
巌道
(
いわみち
)
を踏んで来たのであった。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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