“かんとうじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寒湯治50.0%
巻頭辞50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此家こゝの三階の角座敷に来て居りますのは前橋の商人で、桑原治平と云う男で、年齢とし四十五に相成り、早く女房に別れ、独身者で、年中さえあれば馴染も有りますから冬でも寒湯治かんとうじと云うて参ります
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
小説「黒潮こくちょう」の巻頭辞かんとうじを見て、いやしくも兄たる者に対して、甚無礼ぶれい詰問きつもんの手紙をよこした。君自身兄であった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)