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かんじゃろう
ふりがな文庫
“かんじゃろう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
間者牢
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
間者牢
(逆引き)
どこに? それは剣山の
間者牢
(
かんじゃろう
)
だ。彼は
囚
(
とら
)
われて十年の月日を、おそらく間者牢の中に送っているだろう。
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
健康な心には、迷信の
棲
(
す
)
みうる闇はなかった。
間者牢
(
かんじゃろう
)
のことも俵一八郎の死も、阿波守の脳裏からいつか駆逐されて、その後には、ただ大きな望みだけが
占
(
し
)
めていた。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
剣山の
間者牢
(
かんじゃろう
)
の由来——
天草
(
あまくさ
)
当時のいきさつ、また義伝公毒害のことから徳川家へ根強い怨恨をふくんでいる訳——。それらの話をきくにつけて、弦之丞は心の
裡
(
うち
)
で
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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