“かんしんばし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
韓信橋50.0%
韓軫橋50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このとき、三味線堀へ出る韓信橋かんしんばしを、昌平橋しようへいばしから掏摸すりを追っかけて来たいろは屋文次が、息を切らして走っていた。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
松平下総守様しもうさのかみさまのお下屋敷を左に見て、韓軫橋かんしんばしをわたると、右手が佐竹右京太夫さたけうきょうだゆうのお上屋敷……鬱蒼うっそうたる植えこみをのぞかせた海鼠塀なまこべいがずうっとつづいていて、片側は、御徒組おかちぐみの長屋の影が
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)