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かりちん
ふりがな文庫
“かりちん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
借賃
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
借賃
(逆引き)
その時分にはボオトの事をバッテラという人も多かった。
浅草橋
(
あさくさばし
)
の
野田屋
(
のだや
)
や
築地
(
つきじ
)
の
丁字屋
(
ちょうじや
)
から
借舟
(
かりぶね
)
をするにしても、バッテラと荷足とは一日の
借賃
(
かりちん
)
に非常な相違があった。
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
東京は便利な処で
借賃
(
かりちん
)
さえ出せば夜具は
何時
(
いつ
)
でも貸す処がある。それに
跡
(
あと
)
から直ぐお代の荷物を汽車で送らせる事にしたからあれが着けば夜具も五組ほど有ったっけ。ソラモー向うに停車場が見える。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
外套の
借賃
(
かりちん
)
ですよ。帰って来たら渡してやって下さい。では、たのみましたよ。
渡鳥いつかへる:軽演劇一幕四場
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
かりちん(借賃)の例文をもっと
(3作品)
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