“かりきた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仮来50.0%
借来50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毒鬼を仮来かりきたり、自由自在にネゲイシヨンの毒薬を働かせ、風雷の如き自然力をほしいまゝにする鬼神を使役して、アルプス山に玄妙なる想像を構へたるもの、何ぞ理学の盛ならざりし時代の詩人に異ならむ
他界に対する観念 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
厳粛なる支那日本の古典よりその意匠を借来かりきたりてこれをきわめて卑俗なるものに応用する時はここおのずか滑稽こっけい機智の妙を感ぜしむべし。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)