“かみに”の漢字の書き方と例文
語句割合
紙荷100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
坂本は堺筋さかひすぢ西側の紙屋の戸口に紙荷かみにの積んであるのを小楯こだてに取つて、十文目筒もんめづゝ大筒方おほづゝかたらしい、かの黒羽織をねらふ。さうするとまた東側の用水桶の蔭から、大塩方の猟師金助が猟筒れふづゝで坂本を狙ふ。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)