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かなれがわ
ふりがな文庫
“かなれがわ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
香流川
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
香流川
(逆引き)
軍団は、三縦隊にわかれ、
諏訪
(
すわ
)
ヶ
原
(
はら
)
、
平子山
(
ひらこやま
)
のふもと、
印場
(
いんば
)
とすすんで、矢田川をこえ、さらに、
香流川
(
かなれがわ
)
を渡って、
長久手
(
ながくて
)
の原へかかった。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
長久手
(
ながくて
)
一帯は、
香流川
(
かなれがわ
)
の水面もふくめて、うすい弾煙の
膜
(
まく
)
の下に、
屍
(
かばね
)
と血のにおいをおいて、朝の陽も、虹色にけむっていた。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
未
(
ひつじ
)
の刻(午後二時)——家康はふじヶ根山の陣所を降りて、
香流川
(
かなれがわ
)
をわたり、
権道寺山
(
ごんどうじざん
)
のすそで、首実検の式をあげた。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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