“かして”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
樫手50.0%
貸人50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝鮮では挙げて食器と言うほどのものはありませんが、御本手ごほんて樫手かして、やわらか手などいう鉢、高麗雲鶴手うんかくて鉢、その他日本で抹茶碗に利用しているものに相当のものがあります。
近作鉢の会に一言 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
貴方はなんたるお方かなア、大金を人に恵むに板の間へ手を突いて、失礼の段は詫ると云う、誠に千万かたじけのうござる、只今の身の上では一両の金でも貸人かしてのない尾羽おは打枯うちからした庄左衞門に
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)