トップ
>
かこがしら
ふりがな文庫
“かこがしら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
水夫頭
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水夫頭
(逆引き)
達磨
(
だるま
)
部屋の底には、
水夫頭
(
かこがしら
)
の松兵衛と新吉、魚油くさい
灯壺
(
ひつぼ
)
を中に挟んで、互に、ものもいわず、ためいきばかりつきあって、
暗鬱
(
あんうつ
)
な腕ぐみをしていたところ。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今にも凍え死なんばかり、顔も紫いろになって、アプアプ波間にもがいていた。蹴落した
水夫頭
(
かこがしら
)
は
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
水夫頭
(
かこがしら
)
の眼には涙が見えた。この水夫頭も、もう人の子の親らしい年だった。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
親船のほうでは
水夫頭
(
かこがしら
)
の松兵衛、みよしに立って川口の
水路
(
みずみち
)
を睨んでいたが
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「ともあれ有村が盲目でないことだけは心得ておけい! そこで一応問い
糺
(
ただ
)
すが、この三個の荷つづらの送り状は、いずれ
水夫頭
(
かこがしら
)
のそのほうが預かっているであろう。中の品物は何か、読み聞かせろ」
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
巌流にとっては、折もよく、
巽丸
(
たつみまる
)
の
水夫頭
(
かこがしら
)
が迎えに来たので
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かこがしら(水夫頭)の例文をもっと
(3作品)
見る