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かげぼ
ふりがな文庫
“かげぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蔭乾
33.3%
蔭干
33.3%
陰干
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蔭乾
(逆引き)
そちらの壁には、
蔭乾
(
かげぼ
)
しにと釣り下げてある山草花の横手から、白露の月に光るが如き涼しく美しき眼の輝きが見えた。若き
女性
(
にょしょう
)
と直覚せずにはいられなかった。あの浴泉の美女ではないだろうか。
壁の眼の怪
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
かげぼ(蔭乾)の例文をもっと
(1作品)
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蔭干
(逆引き)
洗ひましたよ、一人々々
灰
(
あく
)
洗ひにして、
蔭干
(
かげぼ
)
しにしてゐると、いつもの三輪の萬七親分が飛んで來て、手一杯に掻き廻した上、五丁目の尺八の師匠、竹童とかいふ鼻の下の長げえのを
銭形平次捕物控:238 恋患ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
かげぼ(蔭干)の例文をもっと
(1作品)
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陰干
(逆引き)
滅多に生えないものらしい。形は茎も笠も菌であるが質は固く
陰干
(
かげぼ
)
しにするとそのままの形を残すものだ。水を打って見ると朱の色に冴えて見えた。
庭をつくる人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
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