“かげつね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
景恒50.0%
景経50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金ヶ崎の城には、朝倉義景の一族の朝倉景恒かげつねが踏みとどまっている。景恒は、当年わずか二十七歳の弱冠であったが、幼少の時、僧になっていたのを
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
金ヶ崎を捨てて退陣した朝倉景恒かげつねは、一乗谷の本城に合して、ふたたび信長の軍と地をかえて、雌雄を決せんと急いで来ると、その途中で、朝倉義景が、二万の兵をひいて
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼が単身、敵の城中へ行って、城将の朝倉景恒かげつねと会っていたのは、その夜だった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一方平家は、小松新三位中将資盛、少将有盛、丹後侍従忠房ただふさを総大将に、飛騨ひだの三郎左衛門景経かげつね、越中次郎兵衛盛次もりつぐ上総かずさの五郎兵衛忠光、悪七兵衛景清らが、五百艘の船に分乗して備前の児島こじまに着いた。