“おんなきがら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御亡骸33.3%
御空骸33.3%
御遺骸33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この夜の午前零時を合図に行なわれた御大葬の式の御亡骸おんなきがらを遥かに見送り奉るため、一般市民は公園の広場に集まるのであった。平一郎は寂しくなっていた。
地上:地に潜むもの (新字新仮名) / 島田清次郎(著)
「右大臣家には、もはやこの世のお方ではありませぬ。今からでは御空骸おんなきがらだけにお会いすることもかないますまい」
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「左様でござります。政高公御最期のみぎり、おいたわしくも御遺骸おんなきがらに大切なものが缺けていらしった筈でござります」