“おんぐう”の漢字の書き方と例文
語句割合
恩遇100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まったく朝倉家に仕官してからの幾年かは、他意なく、この恩遇おんぐうと幸運に怠るまいと努めたのだった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
事実、秀吉は最大なよろこびと恩遇おんぐうをもって、利家にこたえた。利家も、もちろんそれに感激した。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二人はそこでも再び孔家こうけの方へ恩遇おんぐうを謝し、やがて西と東へたもとを別った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)