“おめい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
汚名88.9%
悪名11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その正体を見とどけた喜平らは岩見重太郎の二代目とまでは行かなかったが、ともかくも弱虫の汚名おめいをすすぐことが出来たので、大手を振って町内を押しあるいた。
半七捕物帳:43 柳原堤の女 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「何も知らない兵隊たちには、汚名おめいを負わせないですめばそれにこしたことはないだろう。」とか
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
貴様がした通りの事を、自分でしたように思い込ませられて、貴様の一生涯の悪名おめいを背負い込ませられて、地獄のドン底に落ち込ませられかけていたんだぞ。
一足お先に (新字新仮名) / 夢野久作(著)