“おばあさんぜん”の漢字の書き方と例文
語句割合
老婆然100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年をとるなんて、相川に言わせると、そんなことは小欠おくびにも出したくなかった。昔の束髪連そくはつれんなぞがあおい顔をして、光沢つやも失くなって、まるで老婆然おばあさんぜんとした容子ようすを見ると、他事ひとごとでも腹が立つ。
並木 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)