“おさなどき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
幼時50.0%
稚時50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
共に、幼時おさなどきの哀愁を呼び起された。将門は、泣かせて悪かったような顔をした。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その窓下へ掘った金魚の池なぞあらゆる稚時おさなどきの古跡が尋ねて見たく、現在其処そこに住んでいる新しい主人の事を心憎く思わねばならなかった。
伝通院 (新字新仮名) / 永井荷風(著)