“おこなんど”の漢字の書き方と例文
語句割合
御小納戸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十三歳のとき、綱吉が五代将軍の職につくとともに、抜かれて御小納戸おこなんどとなってから今日まで——かれの忠誠と、かれの天質を傾けた奉公ぶりとは、綱吉をして
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
名古屋と京都との往来も頻繁ひんぱんになって、薩長土肥等の諸藩と事を京畿けいきに共にしようとする金鉄組の諸士らは進み、佐幕派として有力な御小納戸おこなんど、年寄、用人らは退きつつあった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)