“おくびょうかぜ”の漢字の書き方と例文
語句割合
臆病風100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ともにして、目的に邁進すると。ははあお前は、南シナ海のあおい海の色をみて、きゅうに臆病風おくびょうかぜに見まわれたんだな
火薬船 (新字新仮名) / 海野十三(著)
白は余りの恐ろしさに、思わずえるのを忘れました。いや、忘れたばかりではありません。一刻もじっとしてはいられぬほど、臆病風おくびょうかぜが立ち出したのです。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
の位でとめられるですかね」またそろ/\臆病風おくびょうかぜが吹いて来た余は、右手にかけて居る運転手に問うた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)