“おぎのやまなか”の漢字の書き方と例文
語句割合
荻野山中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
荻野山中おぎのやまなかを騒がしたのも、必定ひつじょうかれらの所業、いつ、何をしでかすかわからない、それを十分ににらんでいながら、譲が自ら手を下して彼等を捕えようともせず
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
この小田原の出城でじろの一つで、荻野山中おぎのやまなかの陣屋を焼討ちした悪者が、この城下へまぎれ込んだものだから、それをつかまえるためにあの騒ぎだと聞いて、おやおや、それは少し当てがはずれたかな
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「そうか。そうして荻野山中おぎのやまなかはどの辺に当るんだ」
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)