“おきなかし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
沖仲仕50.0%
沖仲士50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
商館の通勤者、税関吏、お茶場女、燈台局の官員さん、沖仲仕おきなかし、生糸検査所へ初めて採用された海老茶袴えびちゃばかま、すべて朝まだきの人通りは、みな彼らに道をひらいた。
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)
線路脇の焼いた枕木まくらぎさくに接近した六畳と四畳半ぐらいの小さな家だったが、その六畳の方には五人家内かない沖仲士おきなかしか何かの一家族が住み、私達は四畳半の間に住むことになっていた。