“おかど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
多門50.0%
御門50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多門おかど伝八郎は縁に立って呟いた。眼を刺すような霜の白さである。おもて四番町のかなり広い彼の邸は手入もせず、冬荒れのまま捨ててあった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
多門おかど伝八郎と、近藤平八郎の二人は、老中たち列座の御用部屋へ呼ばれた。そして
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
多門おかど伝八郎から、内匠頭を調べた結果が、復命される。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「わはは。何じゃい何じゃい。今愉快の最中じゃ。当道場には稚児ちごの剣法のお対手仕る酔狂者はいち人もござらぬわ。御門おかど違いじゃ。二三年経ってから参らッしゃい」