“えんたいりゃく”の漢字の書き方と例文
語句割合
園太暦100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして後醍醐もまた、たいへん、およろこびであったと「園太暦えんたいりゃく」は記している。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
事実、師直は、天龍寺落慶らっけいの翌年の夏、二ヵ月ほど寝こんで出仕しゅっしも欠いた。病名は“蚊触かぶれ”だとある。蚊触とはつまり発疹はっしんのことらしい。「園太暦えんたいりゃく」では瘡疾そうしつかかったのだと書いている。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)