“えいもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
営門50.0%
衛門50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或る者は、交番の前に、青物の車を置いたまま、印袢纏しるしばんてんで、営門えいもんをくぐった。また或る者は、手術のメスを看護婦の手に渡したまま、聯隊目懸めがけて、飛び出して行った。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「こう延び延びにされては拷問にかけられるより辛い。一家の名誉が要求することに応じてくれなければ、われわれは衛門えいもんを辞するほかはない」
無月物語 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)