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うめつぼ
ふりがな文庫
“うめつぼ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
梅壺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
梅壺
(逆引き)
二の宮も同じ六条院の寝殿を時々行ってお休みになる所にあそばして、御所では
梅壺
(
うめつぼ
)
をお住居に使っておいでになったが、右大臣の二女をお
嫁
(
めと
)
りになっていた。
源氏物語:44 匂宮
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
二人の女御の
挑
(
いど
)
みから始まったちょっとした絵の上のことでも源氏は
大形
(
おおぎょう
)
に力を入れて
梅壺
(
うめつぼ
)
を勝たせずには置かなかったことから中納言は娘の
気
(
け
)
押されて行く運命も予感して
口惜
(
くちお
)
しがった。
源氏物語:17 絵合
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
婦人たちの言論は長くかかって、一回分の勝負が容易につかないで時間がたち、若い女房たちが興味をそれに集めている陛下と
梅壺
(
うめつぼ
)
の女御の御絵はいつ席上に現われるか予想ができないのであった。
源氏物語:17 絵合
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
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