“うがのみたまのみこと”のいろいろな漢字の書き方と例文
前岳のは
日本武尊、本岳のは
倉稲魂命で、伊那の前岳にも何神か祭ってあったが記憶に存しない。農ヶ池を玉池と誤記した事に就ては「登山談義」を参照して頂きたい。
是等の神が山其物を崇めたもので、当初から
大己貴命又は
倉稲魂命というように、祭神が
斎かれていたものではなかったと思われることは、『延喜式』の
祝詞が之を語っているようである。
祭神は
大国主命・
事代主命・
宇賀魂命の三座で祭日は九月九日であって「相伝うこの神はタタラ師の持ち来たりし神なりと、ゆえに
金鋳護の神ともいう。また山の神ともいう」