“うがのみたまのみこと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
倉稲魂命66.7%
宇賀魂命33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前岳のは日本武尊やまとたけるのみこと、本岳のは倉稲魂命うがのみたまのみことで、伊那の前岳にも何神か祭ってあったが記憶に存しない。農ヶ池を玉池と誤記した事に就ては「登山談義」を参照して頂きたい。
木曽駒と甲斐駒 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
是等の神が山其物を崇めたもので、当初から大己貴命おおなむちのみこと又は倉稲魂命うがのみたまのみことというように、祭神がいつかれていたものではなかったと思われることは、『延喜式』の祝詞のりとが之を語っているようである。
山の今昔 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
祭神は大国主命おおくにぬしのみこと事代主命ことしろぬしのみこと宇賀魂命うがのみたまのみことの三座で祭日は九月九日であって「相伝うこの神はタタラ師の持ち来たりし神なりと、ゆえに金鋳護かないごの神ともいう。また山の神ともいう」
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)