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いんとんてき
ふりがな文庫
“いんとんてき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
隠遁的
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
隠遁的
(逆引き)
この
隠遁的
(
いんとんてき
)
な安住の地位に対する、ハイドンの悩みは、時々イタリーに飛んで行きたい熱望となったにしても、ニコラウス侯の優遇はそれを拒んで
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
天性からも、また
隠遁的
(
いんとんてき
)
な学者としての生活からも、元来イーゴイストである彼の小自我は、その上におおっている青白い病のヴェールを通して世界を見ていた。
球根
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
浪漫的
(
ろうまんてき
)
の青春性に富んでいたのであるが、その後次第に鎖国的となり、人民の自由が束縛されたため、文学の情操も
隠遁的
(
いんとんてき
)
、老境的となり、上古万葉の歌に見るような青春性をなくしてしまった。
郷愁の詩人 与謝蕪村
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
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