“いもせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
妹背83.3%
妹脊16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と言い、襖子を中にしてこちらのへやで眠ろうとしたが、ここは川の音のはげしい山荘である、目を閉じてもすぐにさめる。夜の風の声も強い。峰を隔てた山鳥の妹背いもせのような気がして苦しかった。
源氏物語:49 総角 (新字新仮名) / 紫式部(著)
「茶の伴や妹背いもせいそちの雪月花、佳鳴」
青年僧と叡山の老爺 (新字新仮名) / 若山牧水(著)
妹脊いもせの道は云々、この一つのほかの色はただ盛りも久しからず、契りの深かるべくもあらぬ事なるを、いい知らずもすける愛なき云々、幼き心つからは何かは思わん。