“いなばのとのかみ”の漢字の書き方と例文
語句割合
稲葉能登守100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その外堀田加賀守ほったかがのかみ殿、稲葉能登守いなばのとのかみ殿も御歌おんうたを下され候。十一月二日江戸出立の時は、御当代の御使として田中左兵衛殿品川まで見送られ候。
興津弥五右衛門の遺書 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
余は、御拝眉の上、万々申しあげたく、まずは、右のため、云々。というのが手紙のおもむき。差出人は、稲葉能登守いなばのとのかみのお留守居るすい溝口雅之進みぞぐちまさのしん
顎十郎捕物帳:16 菊香水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)