“いっていじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
一丁字100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多くはある時代のある片田舎の、ほとんど眼に一丁字いっていじもなき人々の製作であった。村の老いた者も若き者も、また男も女も子供さえも、共に携わった仕事である。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
すなわち目に一丁字いっていじなきこれ等の女性文人が、特に物識ものしりとして尊ばれた根拠である。
試みに思え、古来一丁字いっていじを知らざる母が、よくその子を育して遂に天下の一大家となしたる者あるにあらずや。この母氏の教育の法を知らんと欲せば、歴史を開きて比々ひひ見るべきなり。
教育の事 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)