“いちわいちげん”の漢字の書き方と例文
語句割合
一話一言100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文化九年十一月より文政四年まで書物奉行しょもつぶぎょうを勤めた。白藤が大田南畝と友としてかったことは南畝が随筆『一話一言いちわいちげん』に散見している。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
空菴くうあんという狐が自ら狐の一字を書したことは『一話一言いちわいちげん』にあり、また駿州安倍郡の貉は狸という字に紛わしい書を遺した。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
奴労之やっこだこ』『一話一言いちわいちげん』等蜀山人が随筆を見るに江戸にて始めて狂歌の会を催せしは四谷忍原横町よつやおしはらよこちょうに住みし小島橘洲こじまきっしゅうにしてその時集れるもの大根太木おおねのふとき飛塵馬蹄とびちりばてい大屋裏住おおやのうらずみ平秩東作へづつとうさくら四
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)