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いちもんじし
ふりがな文庫
“いちもんじし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一文獅子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一文獅子
(逆引き)
今日
(
こんにち
)
でも来るには来るが、いわゆる
一文獅子
(
いちもんじし
)
というものばかりで、本当の獅子舞は
殆
(
ほとん
)
ど跡を断った。明治二十年頃までは随分立派な獅子舞が来た。
思い出草
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
大通りからやゝはずれた新みちのなかだから電車の音も響いて来ない、自動車の音も聞えない。……しずかに晴れたその青空の下に、そのとき、
一文獅子
(
いちもんじし
)
の太鼓の音が遠くさびしくたゞよっていた。
春泥
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
獅子
(
しし
)
というものも甚だ衰えた。
今日
(
こんにち
)
でも来るには来るが、いわゆる
一文獅子
(
いちもんじし
)
というものばかりで、ほんとうの獅子舞はほとんど跡を断った。明治二十年頃までは随分立派な獅子舞いが来た。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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