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いちぶばん
ふりがな文庫
“いちぶばん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一分判
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一分判
(逆引き)
当時、国内に流通する小判、
一分判
(
いちぶばん
)
などの異常に良質なことは、米国領事ハリスですら幕府に注意したくらいで、それらの古い金貨を輸出するものは法外な利を得た。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
やがて、賽銭箱の
蓋
(
ふた
)
を取ってかき交ぜ、燭台を斜めにしてのぞいて見ると、これはありきたりのバラ銭とちがい、パッと眼を射る光は、たしかに
一分判
(
いちぶばん
)
、
南鐐
(
なんりょう
)
、
丁銀
(
ちょうぎん
)
、
豆板
(
まめいた
)
のたぐい。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
いちぶばん(一分判)の例文をもっと
(2作品)
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