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いちえ
ふりがな文庫
“いちえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一会
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一会
(逆引き)
英雄英雄を知るというか、
一会
(
いちえ
)
の座談は、秀吉と官兵衛とを、百年の知己のように、ふかく結んだ。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今日の
一会
(
いちえ
)
は、いわゆる
厳
(
いか
)
めしい談判ではなく、勝敗優劣の念も去って、酒間の談笑のうちに、和そうと思えば結び、非と考えたら別れよう——そういう条件のもとに敵味方一座したものであるから
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「はははは。だが新田どの、それくらいは、ゆるされい。——
御覧
(
ごろう
)
ぜよ、高氏どのは、もっと呆れ顔だ。じつ申せば、ここの廊口まで、高氏どのには、何も明かしてなかったのだ。どうです! かかる不意な
一会
(
いちえ
)
もまた、愉快ではあるまいか」
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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(3作品)
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