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いたばめ
ふりがな文庫
“いたばめ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
板羽目
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
板羽目
(逆引き)
なるほど鎌宝蔵院の槍の
名残
(
なごり
)
の道場、
棟行
(
むねゆき
)
は十二三間もあろうか、
総拭
(
そうぬぐい
)
の
板羽目
(
いたばめ
)
で、正面には高く
摩利支天
(
まりしてん
)
を
勧請
(
かんじょう
)
し、見物のところは上段下段に分れて道場の中はひろびろとしている。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
となりの部屋では勇造が夕飯のあと片付けをしているらしく、
板羽目
(
いたばめ
)
の隙間から蝋燭の火がちらちら揺らめいていたが、それもしまいには消えてしまったらしい。雨は小やみなしに降っていた。
麻畑の一夜
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
左右は
板羽目
(
いたばめ
)
にて、武家の長屋窓あり。
箕輪の心中
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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