“いくつか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
十数50.0%
幾掴50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十数いくつか天幕テントを支配するかのように、巨大の天幕がその中央に棟高く一張張られてあったが、ラシイヌ達の一行はその天幕へはいってきた。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
この不思議を見た桂月香けいげつこうもすその中へ手をやるや否や、行長の首のり口へ幾掴いくつかみも灰を投げつけた。首は何度飛び上っても、灰だらけになった斬り口へはとうとう一度もわらなかった。
金将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)