“いくたろう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
郁太郎92.3%
幾太郎7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
与八と郁太郎いくたろうを除いた武州沢井の机の家の留守の同勢は、あれから七兵衛の案内で、無事に洲崎すのさきの駒井の根拠へ落着くことができました。
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
郁太郎いくたろうを育ててみると、その苦しみのうちに、いうにいわれぬ楽しみがあって、子供というものはほんとうに可愛いものだと身にみています。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
これは会社員島幾太郎いくたろう、年の頃三十二三、五分もすかさぬ当世風の男前です。
青い眼鏡 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)