“いきぬき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
息抜50.0%
火気抜50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幅五寸ほどの欄間らんまはありますが、そこにも厳重な格子を打ってあるほかに、内側は三寸ほどの狭い板を並べたしとみになっており、よしやその引き違いの蔀を開けたところで、息抜いきぬきにはなりますが
銭形平次捕物控:282 密室 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
ストーブの火気抜いきぬきならば立派な化粧煉瓦とついのものが、玄関に向って右手のへやの壁にチャント附いている。又、普通の意味の通気筒ならばモット手軽い、品のいい、理想的のものがイクラでも在る。
けむりを吐かぬ煙突 (新字新仮名) / 夢野久作(著)