“いうたく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
幽澤50.0%
幽沢50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「錢形の親分、——宗次郎の幽澤いうたくは、萬七親分に縛られて行つたぜ。あとはもう、何んにも搜すことはあるまい」
取わけ執心しふしんなのは、井筒屋の本家筋で、今は沒落した大井筒屋の一と粒種、宗次郎といふ二十五になるイキの惡い若旦那崩れで、佛門に入つて幽澤いうたくといふのが、清水寺の清玄ほどの逆上のぼせやうで
「三輪の萬七親分が、宗次郎の幽澤いうたく坊主を縛つて行きましたよ」
幽沢いうたく邃谷すゐこくの中に濃密なる雲霧をたむろせしむ。平地にはかくの如き事あらず。国乱れて忠臣興るなり。家破れて英児現はるゝなり。遂げ難き相思益〻恋情を激発し、成し難きの事業愈〻志気を奮励す。
熱意 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)