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いうたく
ふりがな文庫
“いうたく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
幽澤
50.0%
幽沢
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幽澤
(逆引き)
「錢形の親分、——宗次郎の
幽澤
(
いうたく
)
は、萬七親分に縛られて行つたぜ。あとはもう、何んにも搜すことはあるまい」
銭形平次捕物控:217 歎きの幽沢
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
取わけ
執心
(
しふしん
)
なのは、井筒屋の本家筋で、今は沒落した大井筒屋の一と粒種、宗次郎といふ二十五になるイキの惡い若旦那崩れで、佛門に入つて
幽澤
(
いうたく
)
といふのが、清水寺の清玄ほどの
逆上
(
のぼ
)
せやうで
銭形平次捕物控:217 歎きの幽沢
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「三輪の萬七親分が、宗次郎の
幽澤
(
いうたく
)
坊主を縛つて行きましたよ」
銭形平次捕物控:217 歎きの幽沢
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
いうたく(幽澤)の例文をもっと
(1作品)
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幽沢
(逆引き)
幽沢
(
いうたく
)
邃谷
(
すゐこく
)
の中に濃密なる雲霧を
屯
(
たむろ
)
せしむ。平地には
斯
(
かく
)
の如き事あらず。国乱れて忠臣興るなり。家破れて英児現はるゝなり。遂げ難き相思益〻恋情を激発し、成し難きの事業愈〻志気を奮励す。
熱意
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
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