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あんれん
ふりがな文庫
“あんれん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
諳錬
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諳錬
(逆引き)
当時の留守居役所には、この
二人
(
ふたり
)
の下に留守居
下役
(
したやく
)
杉浦多吉
(
すぎうらたきち
)
、留守居
物書
(
ものかき
)
藤田徳太郎
(
ふじたとくたろう
)
などがいた。杉浦は後
喜左衛門
(
きざえもん
)
といった人で、事務に
諳錬
(
あんれん
)
した六十余の老人であった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
此談は柏軒が
予後
(
よご
)
を誤つたことを伝へてゐる。予後を誤ることは豪邁なる医の免れ難い所である。気象豪邁なるときは、技術に
諳錬
(
あんれん
)
してゐても、予後を説くに臨んで用意の周全を闕く。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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