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あをあざ
ふりがな文庫
“あをあざ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
青痣
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青痣
(逆引き)
死骸の帶を緩めて、
雙肌
(
もろはだ
)
脱がせると、背から尻へかけて、一面の
青痣
(
あをあざ
)
、それに相應して着物の破れなどのあるのを確かめると
銭形平次捕物控:028 歎きの菩薩
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次は一寸眉を
顰
(
ひそ
)
めました。頭に受けた傷が命取りだつたに相違ありませんが、その他、肩に
打撲
(
うちみ
)
が一ヶ所、これは背中へかけて大きく
青痣
(
あをあざ
)
になつて居ります。
銭形平次捕物控:032 路地の足跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
見る影もない中老人で、半面に
青痣
(
あをあざ
)
のある、言葉の上方
訛
(
なま
)
りも妙に物柔かに聞えます。
銭形平次捕物控:147 縞の財布
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「まだ言ふのか九郎助。——お前は何處かで見た事のある顏だ——。その
青痣
(
あをあざ
)
は、
刺青
(
いれずみ
)
ぢやないか。
鬢
(
びん
)
の毛がもう少し濃くて、
痣
(
あざ
)
が無くて、五つ六つ若くすると、——あつ、手首の入れ墨」
銭形平次捕物控:147 縞の財布
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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